中国の「改革開放」を成功させた指導者と実践者

 

──我々は、絶え間なく変化する発展の実際面を認識し、適応すべく終始努力し、国内外の情勢を正確に判断し、重大な歴史的チャンスをつかみ、発展を加速させる。「改革開放」は、中国共産党の党員が世界を認識し、世界を改造した偉大なる挙行である。我々の党は、我が国が現在から未来にかけて長く社会主義初級段階にあるとの基本判断を下し、現在のもっとも主要な任務は、人民の日増しに高まる物質文化需要と立ち遅れた社会生産との矛盾の解決であると提起した。「改革開放」の初期、鄧小平同志は、国際情勢の大勢を深く洞察し、平和と発展を時代のテーマとして提唱し、「3つの有利」を「改革開放」の成否の標準とした。世紀の変わり目にあたり、国内外の形勢の深刻な変化に対し、江沢民同志を核心とする第三代中央指導グループは、21世紀の初期の20年を、必ずや機会をつかみ、おおいにその力を発揮すべき重要な戦略的チャンス期とし、力を集中させ発展を加速させ、高水準の「小康社会」を全面的に建設すべきとした。新しい発展段階において、胡錦涛同志を総書記とする党中央は、世界はまさに大発展、大改革、大調整の時期にあり、我が国の経済社会発展のなかの深いレベルにおける矛盾と問題に対し、「人間本意」を堅持し、全面で調和のとれた、持続可能な科学的発展方針を提出した。

これらの判断は我々を冷静にし、発展のチャンスをつかみ、力を集中して事を運び、一連の重大な決定と部署をなし、経済社会の正確な発展方向へ前進することを確保した。

──我々は、終始、改革、発展、安定との関係を正しく処理し、中国独特の「改革開放」の道を歩んできた。我々の党は、「改革開放」の過程に直面した挑戦とチャンスを深く把握し、改革の力量、発展の速度とそれを社会が受容できるレベルとの関係に注意し、人々の生活の改善をこの三者の関係を処理するにあたっての重要な結び目とし、「易」から「難」へ、「点」から「面」へ、「一部」から「全部」へといった段階的な推進の方法を用い、ある国家においてモデルチェンジのなかにかつて出現した深刻な衰退および社会への激震を避けた。それにより「改革開放」と経済社会の発展は世界の注目を集める成功を得た。

──我々は、執政能力の養成を党が指導する偉大な事業と結合してきた。党が常に時代の先頭にあることを保証するため、我々は、中国の実情にあわせ、絶え間なく共産党の執政規律、社会主義建設規律、人類社会の発展規律を探索し、市場経済、開放型経済をリードし、舵をとる能力をレベルアップさせてきた。我々は、時代の発展による要求によって自己をみつめ、改革と革新の精神によって自己をたかめ、改善し、成功経験を総括すると同時に、失敗の教訓を学び、党の思想建設、組織建設、品行建設、制度建設、および反腐敗清廉建設を全面的に推進し、党を「改革開放」と中国の特色ある社会主義事業の力強い指導の核心としてきた。

実践はすでに、そしてこの先も、中国共産党が中華民族を率いて、富強、文明、民主、調和のとれた社会主義現代国家にむかって歩み、中華民族の復興を実現する卓越した指導者であることを証明している。

 

 

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