日本「五星奨」中国語教育推進会『建党偉業』鑑賞研究会を開催
日本「五星奨」中国語教育推進会は「一本の映画から歴史を知る」という主旨に基づき、10月8日、中国駐福岡総領事館ホールにて、中国映画『建党偉業』鑑賞研究会を開催した。会員および、非会員の教職者、学生が参加した。
作品は、映画特有の映像言語で、1911年の武昌蜂起に続く、宣統帝の退位、対袁世凱との戦争、張勛復辟事件、五四運動から1921年の中国共産党第一次全国代表大会までの10年に及ぶ複雑な歴史、歴史上の人物、歴史的事件を観客に目の前に再現するものである。
2時間という短い時間のなか、鑑賞研究会に参加した教職者と学生たちは、これまで文字に頼るしかなかった多くを学ぶことが出来た。また同時に、中国の国情と「辛亥革命」の不徹底性、早期の中国共産党員の思想、信念、気風などを知り多くの収穫を得た。上映終了後、場内には拍手が沸きあがった。
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「華表賞」表彰式典の席上での葉言材幹事長と黄建新監督(右) |
8月28日、同会の幹事長、北九州市立大学教員、葉言材氏は、北京にて第14回「華表賞」の表彰式典パーティに参加し、席上、古い友人である同映画の黄建新監督に再会した。雑談のなかで、黄監督は、2年前の『建国大業』に比較して、新作の『建党大業』は、より鑑賞性に富む、と語り、今回はまさにその言葉が証明された。鑑賞研究会に使用された『建党大業』のDVDは、中国語の国際推進業務に長年尽力してきた中国映画チャンネル主任、閻暁明氏が日本「五星奨」中国語教育推進会に寄贈したものである。
映画鑑賞学習会の終了後、中国駐福岡総領事館内では、続いて「九州地区中国語教職者学生交流座談会」が行われた。九州、山口、沖縄などの第一線にある中日の中国語教職者、および、この地区で以前開催された「漢語橋」の予選で好成績を納めた学生が出席した。会場は、終始、熱気にあふれ、参加者は、同地区における中国語の教育および学習における問題について、じゅうぶんに交流した。また歌やダンスでそれぞれの才能を披露した。
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交流座談会で挨拶する武樹民総領事(中国駐福岡総領事館ネット提供) |
華麗なパフォーマンスを披露するバレーの先生、張薇婷さん |
武樹民総領事、郭宝忠首席領事、魏能涛教育室領事などの領事が交流座談会に出席した。教職者、学生の参加者は50人あまりにのぼった。
人民中国インターネット版 2011年10月10日
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