周明偉外文局局長が第5期中日友好21世紀委員会第3回会議に出席

 

温家宝総理と中日双方の委員

第5期中日友好21世紀委員会第3回会議は、10月23日から25日まで北京と湖南省・長沙市で行われた。周明偉外文局局長がは、中国側委員として会議に出席し、第2ステージの「グローバルと地区的視野から中・長期的中日関係を展望・計画する」会議を司会し、第3ステージの「政治・安全面における相互信頼を高める」会議において重点発言を行った。

周委員は、両国関係を改善・発展させる最も重要な基礎となるのは、政治的な相互信頼を高め、国民感情を深めることで、それを国内発展の変化と国際環境の中に置いて考えることが必要だと指摘した。その上で、以下のような提案を行った。まず、中日双方が客観的に、冷静に認識し、お互いの変化と発展を尊重すること。時代とともに進歩して古い観念を転換し、伝統的な思考の束縛を振り払い、できるだけ早く発展を制約し、友好を制約する観念を調整すること。社会のエリート、指導者、マスメディアがその役割を果たし、両国政府、政府要人、民衆の理性的思考をリードすること。両国の青少年交流を重点とし、常に新たな交流を切り開き、両国の政府要人と民衆、民衆と民衆との交流を増加させること。

今回の会議は、中日国交正常化40周年を来年に迎えるという重要な背景のもとで開かれた。3日間の会期中、双方の委員は現状を踏まえ、未来に目を向け、「グローバルな視野で国交正常化40周年を振り返り、中長期的中日関係を展望する」というテーマに沿って、率直に、深く、実務的に議論を進め、多くの重要な共通認識を得た。

 

人民中国インターネット版 2011年11月2日

 

 

 

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