日本の大地震に思うこと
天津外国語大学 孫迎
東北地方太平洋沖地震が起こるからもう半年あまりが経って、被災地の皆さんはお元気ですか、もう故郷を再建して新しい生活を始まったか、そして、また笑顔になったかと私は時々気遣っている。
今年3月11日、日本は強い大地震に見舞われた。それに伴って起こった津波と原発事故がさらに被災地の被災状況を重なった。ニュースで大変なシーンを見て、とても心配だった。
中日両国の間では、長年の歴史問題が続き、日本は中国を侵略した残酷な事実は中国人にとって、決して忘れられないものだ。経済関係は密接けれども、国民の交流は冷たい。そして、お互いに偏見と誤解を持っている人もたくさんある。日本文化と風景に興味を持って、日本語を勉強している学生として、あの間、私はインターネットでずっと日本の状況を注目していた。そして、中国側はどんな姿勢をしているか。
国民側:
「被災地のご無事を心から祈っている」
「日本、頑張れ」
インターネットの掲示板にこんな言葉が相次いでいた。少数の悪意の言論もあるけど、多数の応援の文字と励みは躍って、優しくて暖かくて心を照れた。これらを見て、とても感動だった。2008年四川大地震をはじめ、多くのひどい自然災害に見舞われた中国人はその痛みと苦しみは今までも忘れ難い。私はあの時、生命の大切さが分かった。これから日々の生活を大切にして、生活の美しさを楽しんでいることを決めた。命は何より大切だ。違い国籍の人、命の価値は同じだ。今回、中国人は意識転換して、心から日本の被災者を応援した。
政府側:
中国政府は日本政府と日本国民に心からのお見舞いの意を表し、必要な援助を提供する意向を表明した。中国赤十字会から救援物資はすでに日本へ発送され、救援隊と医療チームも派遣した。そして、経済上の援助を提供した。被災地救助と再建することを引き続き応援した。温家宝総理は自ら被災地に出向いて、住民を親切に慰問した。「自信、勇気、力量」という贈る言葉で被災者を励んだ。
「天災は非情だが、人には情がある。」私はこの言葉が好きだ。自然災害は非情で、勝手に私達の命を奪って、家を壊す。大自然の前に、人間はなんと弱いものだ。しかし、人間には感情がある。巨大な自然災害を前に民族に関係なく国籍に関係なく、苦難を分かち合い、助けあう。力を合わせれば、どんな危機があっても、きっと乗り越えられると思っている。08年中国で大地震が起こった際、日本政府と日本国民からの応援を忘れることはない。今回、われわれはかえて日本を応援した。人の命の尊さの前に、偏見を置き去り、人道主義の光が輝いている。
それに、世界の範囲で経済一体化に伴って、国と国がますます深い経済関係になり、お互いに影響している。独善で自分のことばかり考えて、他人を顧みないことが絶対無理だ。だから、中国は一衣帯水の隣国として、他国任せにせず積極的に支援を行うと思っている。
今回の大災難は日本の災難だけでなく、人間共同の悲劇だと思う。同じ地球に住んでいるので、自然災害の前には、人類は運命共同体だ。この世界は時々起こる地震、津波、土石流などが人類の共同直面する脅威だ。それで、環境を守ることは世界全体の最優先の課題として広く検討されている問題だと思う。環境問題だけでなく、原発安全問題の引き起こした新しいエネルギー問題も各国に深く考えされ、協議されるべきだ。それには地球に住む人全員の協力が必要である。
総じて、一衣帯水の隣国としてどんな歴史があっても、どんな違いがあっても、現在では両方の利益ため、相互に助け合わなければならない。冷たいの現状はお互いコミュニケーションが足りないことにあると思う。日本語専攻の学生として、その中日交流の架け橋になりたいと思う。もし今回の災難をきっかけに、中日両国の人々は理解と友情を深められ、新たな局面を迎えば、有り難いだと思う。
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