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にぎやかな海雲庵の廟会 |
全国的に人気の高い民俗行事、青島海雲庵の第23回廟会(寺社の縁日)が2012年2月7日から12日まで開かれる。この廟会は、「糖球会」とも呼ばれ、約500年の歴史をほこり、毎年、数百万の観光客が訪れている。廟会では、「糖球」と呼ばれるさまざまな色の丸いキャンディーや、世界各地の軽食類が楽しめる。各地の軽食には、例えば西安の「龍須酥」(小麦粉に砂糖などを加え、極細の糸状に油であげたもの)、北京の伝統的な「爆肚」(牛や羊の胃袋を熱湯でさっとゆでて調味料をつけて食べるもの)、朝鮮族の「打餻」(杵でつく餅)台北の「紅豆焼」(小豆餡の饅頭)、ロシアの揚げパン、日本のどら焼など、訪れる人は各地の特色ある美食を楽しめる。また、トラのぬいぐるみ、「吹糖人」(あめ細工)、吉祥魚(魚の飾り物)、麺人(小麦粉で作った人形)など、各地の特色ある民芸と素晴らしい技が揃い、ショッピングエリアは多彩にあつらえられている。(写真=王群)
人民中国インターネット版 2012年1月31日
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