博鰲アジアフォーラムの姜斯理事は、フォーラム年次総会は毎年、中国の「両会(全国人民代表大会と全国政協会議)」終了後1ヶ月以内に開幕する。中国国家指導者はフォーラムを通して世界に対し、より一歩進んだ「中国の声」を発信し、中国、中国とアジア諸国、中国と世界などの議題について、中国政府関係者、企業の代表者、専門家を通して各国の来賓に紹介する。
民間外交と政府間のハイレベル外交を促進する事は、既に博鰲アジアフォーラムの重要な特徴の1つとなっている。中国はフォーラムを通じて、関連国家との政治の相互信頼を強化し、経済・貿易協力を推し進め、二国間関係の発展を促進する。
今日、博鰲アジアフォーラムは既にアジア開発銀行(ABD)及び世界観光機関(UNWTO)などの国際機関と緊密な連携関係を築いており、100社あまりの企業会員を抱え、中国企業の「走出去(世界進出)」の足がかりを作ることに成功している。
博鰲アジアフォーラム研究院の姚望副院長は、フォーラムは中国の外交に極めて重要な意義があるとし、「これにより、多国間外交のルートが増え、博鰲アジアフォーラムは中国外交史の新たな1ページを開いたと言っても過言ではない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」より 2012年3月29日 |