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「徐福」が国指定の無形文化遺産に

 

膠南琅琊台観光エリアにある徐福殿

先頃、青島の膠南琅琊文化の重要な一部である徐福伝説が国指定の無形文化遺産拡張リストに載せられた。

徐福は、秦代の斉地(現在の山東省龍口)の人で、方士(神仙の術を身につけた者)として知られる。博学多才で、医学、天文学、航海術などの知識に通じ、庶民に対する思いが深く、人助けを喜びとし、沿海部の民衆に名声が高かった。『史記』によると、徐福は秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求め、数千人の若い男女と多くの技術者を伴い、穀物の種を持って、青島膠南琅琊の港から船出し、日本に到着、そこで先進的生産技術と中華文明を伝えたとされている。

 

人民中国インターネット版 2012年4月1日

 

 
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