李副総理、博鰲で台湾代表団と会談

 

中国の李克強副総理は4月1日午前海南省の博鰲(ボアオ)で、博鰲アジアフォーラム2012年年次総会に出席した台湾両岸共同市場基金会代表団の呉郭義名誉団長一行と会談し、「台湾海峡両岸の各界は手を携えてさらに協力し、相互信頼を深め、共同利益を広げると共に、同胞としての感情を融合させ、両岸の関係を絶えず前に推し進めるべきだ」と述べた。

李副総理はまた、「両岸経済の協力をさらに深化させることは、両岸の共同発展に有益であり、同胞に恩恵をもたらすものだ。

1つは、両岸経済協力枠組協定(ECFA)の後続協議を推進し、いち早く両岸の投資保護・促進協議に署名して、他の商談が実質的な進展を得られるよう推し進めること。2、両岸の金融分野での協力を推し進めること。3、両岸の産業協力を強化し、産業構造のレベルアップを推し進めることだ」と述べた。

呉名誉団長は、「両岸関係の平和発展の局面は共に大切にし強化すべきだ」と述べ、今回の会談でECFAの後続協議の加速、両岸貨幣決済制度などの協力事項で合意に達したことを歓迎し、「双方が一致を求めて違いを残し、平和、信頼、友好、民生優先の理念を堅持し、更に交流、実務協議を拡大し、協力を強化し、両岸の人々に恩恵をもたらしていきたい」と述べた。

 

「中国国際放送局 日本語部」 2012年4月2日

 

 

 

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