2012年浙江――静岡名品展覧会

 

今年4月5、6両日に、静岡で開催される予定の浙江―静岡名品展覧会では主に浙江省の特色あふれる伝統商品、例えば日用品や工芸品、老舗の名物などが展示される。同時に、静岡県の名産物も展示される。  

龍泉哥窯産の青磁茶器(張紹斌氏)(写真・劉世昭) 博覧会現場の太極茶道の茶芸ショー

会場は3600平方㍍を占め、中央ゾーン、5つの浙江省都市展示ゾーン(杭州、湖州、嘉興、紹興、麗水)、総合展示ゾーンと静岡展示ゾーンという8つの部分に分かれている。出展する浙江省の企業は老舗の逸品を数多く展示する。例えば、杭州の王星記の扇子、嘉興の五芳斎グループのちまき、湖州の王一品斎の湖筆、紹興の古越龍山の紹興酒と麗水の南宋哥窯の磁器などがある。このほかに、さまざまな特産品、例えば、東陽の木彫、マホガニー製の家具、龍井茶、ブランドシルク(CATHAYA社)と塔牌(パゴダブランド)の紹興黄酒などが展示される。  

紹興の竹編み『双龍戯珠』

龍泉哥窯産の青磁『牡丹金鐘』 (夏侯文氏) (写真・劉世昭)

杭州の特産物の天竺箸 塔牌の紹興黄酒

浙江省の伝統文化を静岡の人々にもっと身近に感じてもらうため、出展期間中に中央実演ゾーンを設立し、観客に向けて民間工芸、例えば杭州の太極茶道、呉子熊のガラス彫刻などを披露する。また、各ゾーンには、伝統工芸品の実演と試食コーナーがあり、一般客の体験も可能だ。(浙江省商務庁=写真提供)

王星記の白紙扇子 『国色天香』 呉子熊のガラス彫刻 『富春山居図』(剰山図)

 

人民中国インターネット版 2012年4月

 

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