王漢平 張春侠=文 劉世昭=写真
浙江省は中国の東南部沿海地域、長江デルタの南側に位置しており、陸地面積は10万1800平方㌔だ。北部で中国最大都市の上海市と隣接しており、省都は杭州だ。
浙江は中華文明の発祥地の1つだ。早くも10万年前には、人類がすでにこの地域で、生活を営んでいた。7000年前の河姆渡文化と5000年前の良渚文化の発祥地でもある。
歴史上、浙江は経済が比較的に早く発展した。シルク、陶磁器、製紙そして印刷業や造船業は当時の中国で最も進んでいた。2011年、浙江省の域内総生産(GDP)は3万2000億元で、前年度に比べて9%上昇し、全国第4位だ。
浙江省は観光資源も豊富だ。古くから「魚米の郷、絲茶の府、文物の邦」として名声を博しており、省レベル地形景観が800カ所以上、水域景観は200カ所以上、生物景観は100カ所以上を擁する。その中でも杭州の西湖が最も有名だ。
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人民中国インターネット版 2012年4月 |