| ――ここ数年、四川汶川大地震の災害と国際金融危機の影響のもとでも、四川経済は下降せず逆に勢いよく成長しています。ぜひ四川の経済の発展情況についてお聞かせください。
西部大開発戦略の推進にともなって、四川はその豊富な資源、重要な戦略地位と巨大な市場潜在力をよりどころに、すでに西部経済の飛躍的発展の重要な牽引力となっています。特に2008年の5月12日の汶川大地震が発生してから、四川省の人々は内外の社会各界に支えられ無私の援助のもと、震災救援、災害後の再建と急速な発展という奇跡を巻き起こしました。
現在、四川災害からの復旧再建は基本的に終わり、被災地は生まれ変わったような変化が起こって、今やあらゆる面で発展振興に向かってまい進しています。全省の経済はいち早く地震の災害と金融危機の影響から脱して、全国の経済大省の中でも成長率の速い省になっています。地区内の総生産（GDP）は4年で倍増し、2兆元を突破しました。また、一人当たりの総生産は4000ドルを超えています。地方公共財政収入は3年で倍増し、2000億元を突破しました。経済総量から言えば、四川省は西部地区のうちGDPが最初に「兆元クラス」に達した省で、西部地区では一位にランキングしています。現在、四川省の経済的実力は全国で8位に、西部の経済大省から全国の経済強省になっています。
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