| ――ここ数年、四川と日本の経済貿易、文化交流はますます盛んになっていますが、四川と日本の交流・協力の実情をご紹介ください。
地方レベルの交流は両国関係の発展を促す重要な推進力でした。近年、四川は日本と経済貿易、科学技術、人文、教育など多くの分野で内容の充実した、大いに影響力のある交流と協力を行ってきました。とくに印象に残ったのは、四川汶川大地震と東日本大地震の発生後、両国の地方姉妹提携都市（省・県）が助け合い、ともに困難を乗り越え、両国の友好往来史に輝かしい一ページを記したことです。
四川省と日本は経済貿易交流においても著しい成果を収めています。統計によると、2012年3月までに、四川で投資した日本の企業は330社あり、累計投資額は26億1700万ドルです。日系企業による投資は自動車、電子情報、化学工業、食品加工、機械製造、商業貿易、サービス業など多岐にわたります。2011年年末までに、四川に進出した世界トップ500社の内、日系企業は31社あります。例えば、トヨタ株式会社、セブン＆アイ・ホールディングス、神戸製鋼、ソニーなど。2011年の四川省と日本との輸出入貿易総額は51億5000万ドルに達しました。
四川省と日本との文化交流もますます盛んになっています。例えば、四川大学と北海道大学、四川農業大学と県立広島大学、四川音楽学院とエリザベト音楽大学など、すべてしっかりと協力関係を築きました。四川省はこれまで何度も日本で四川観光や文化などをピーアールして来ました。
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