1年4ヶ月をかけ青島大劇院のために設計、設置されたパイプオルガンは、先日、調整を終え、6月30日、ドイツの著名なパイプオルガニスト、タニア・ダベールと中国歌劇舞劇院オーケストラにより初演奏が行われた。
パイプオルガンのすべての部品は、ドイツの伝統的な手仕事により作られたもので,和声は76オクターブまで展開でき、パイプ数は4895本、4段の手鍵盤、1段の足鍵盤、20のストップレバーを備える。
海のインスピレーションに包まれた青島大劇院は、パイプオルガンによりそれをさらに高めている。音色の設計は、ドイツロマン主義とフランスのオーケストラの音色を備え、パイプの傾斜は捞山の山並みを思い起こさせる。高さ9メートルにもなるパイプの設置は、雄大で堂々たるものだ。文=王娉
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