6月23日、青島市立医院の病床で、90歳の中国科学院院士、劉瑞玉氏は、自らが寄付した100万元基金の奨励条約が成立した、という知らせをうけ、「一生の願いが完成された」と自らを慰めた。
劉瑞玉院士は中国の著名な甲殻動物の学者で、海底生物生態研究の泰斗である。この100万元は、同研究院により設立される「劉瑞玉海洋科学奨励基金」となるほか、ファンドとなり、その収益は、同院の海洋生物学領域における成績優秀かつ重要な研究進展を得ている学生の奨励に使われる。
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