近日、中国科学院青島生物エネルギーおよび過程研究所は、藻の油脂採取、藻生物の石油転化などの技術において新たな突破を得た。
藻は成長が早く、油脂の含量が高いが、藻生物からの石油技術は未成熟であり、いまも産業化には至っていない。
同研究所は、亜臨界条件下で含水量の高い藻泥から直接油脂を採取する研究を展開し、エチルアルコールを用いた溶剤を発見し、採取効率90.2%を達成した。さらに新たな溶剤を開発し、採取率90%にのぼり、また溶剤の使用量を大幅に減らし、採取率が高くエネルギー消費が少なく、また生物石油について、国家とユーロの各項目指標に達する方法を開発した。現在、同研究所ではすでに試験段階に入っている。(文=趙笛)
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