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全面的に「新農村医療」を実施している福建省莆田市の医療機関で点滴を受ける患者。同市の農民は毎年50元を支払うと、最高42万元の補助金を享受することができる |
2009年から実施された新医薬衛生体制改革の最も重要な目標の一つは、基本的な医療保険のカバー範囲を徐々に拡大することだった。3年間の努力が実って、2011年、「都市基本医療」の加入者数は4億7292万人に達し、2008年に比べ49%増えた。一方、「新農村医療」の加入率は2008年の91.5%から2011年には97.5%に上昇し、カバーする人口は13億人を超えた。
医療保険のカバー率拡大と同時に、医療保険保障の基準も年々高まっている。衛生部が公表したデータによると、「都市基本医療」と「新農村医療」に対する政府補助の水準は、2008年の一人当たり80元から2012年には240元に増加した。医療保険の保障範囲も入院から通院にも拡大された。(沈暁寧=文 新華社=写真提供)
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