国家海洋局が「領海基点の保護範囲の画定と保護の規則」を発表

 

国家海洋局は11日、中国の領海基点の保護を強化し、国の海洋権益を守るために「領海基点の保護範囲の画定と保護の規則」(以下「規則」)を発表した。

「中華人民共和国海島保護法」は、国は領海基点の保護範囲を画定し、特別な保護を行うと定めている。国家海洋局は領海基点の保護範囲の画定作業を指導するために同規則を制定した。「規則」は国家海洋局が領海基点の保護範囲の画定と保護作業の監督、指導を行い、具体的な画定作業は領海基点のある省、自治区、直轄市の人民政府が行うと規定。領海基点の保護範囲画定の手続きや方法を規範化した。今後、国家海洋局と地方各級人民政府は「海島保護法」と「規則」の規定に基づき、領海基点の保護範囲の画定作業をしっかりと行う。保護範囲の画定後、県級以上の人民政府の海洋主管部門が保護範囲に対する監視・評価を強化。各級海洋監視機構が保護範囲の監督・検査を行い、海洋権益をしっかりと保護する。

 

「人民網日本語版」 2012年9月14日

 

 

 
 

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