今年、青島海西湾の船舶と海洋工学設備製造に、立て続けに嬉しいニュースが伝わってきた。
5月21日、「海洋石油201」号は、ここで建造出航し南海に馳せ参じた。世界初の同時に3000mクラスの深海パイプ敷設能力を備え、4000トンクラスの大型起重能力とDP‐3クラスの動力定位能力のある深海パイプ敷設クレーン船、北極を除いた地球上のあらゆる航行地域で作業が可能である。
8月、青島石油装備技術有限公司が2.6億元を投資して建設した海洋石油装備及びパイプラインロボット生産の研究開発プロジェクト、二ヶ所の工場の建設、生産量に達した後パイプラインロボットを年110台、海洋工程装備テンショナー10セット、省エネ環境保護採油機120セットを生産できる。
8月6日、中国初の飽和潜水母船「深潜号」が青島武船重工有限公司で建造竣工し引渡し、中國の高深度潜水作業の空白を埋める。
青島海西湾は、中日韓の世界船舶製造業の中心地帯のU型港湾に位置し、後に上海、大連、広州とわが国の四大海洋工程基地と重要な船舶修造基地に列せられている。(呉宝書 宋弢)【写真:青島斉耀麟山菱重瓦錫蘭船用ディーゼルエンジン有限公司(QMD)生産現場。撮影=傅学軍】
人民中国インターネット版 2012年9月
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