中国の梁光烈国務委員兼国防部長は18日午前、北京の八一大楼でパネッタ米国防長官と会談した。会談前、梁光烈部長は歓迎セレモニーを行った。
梁光烈国防部長は、中国側は、米国が釣魚島を『日米安全保障条約』の適用範囲内とすることに断固として反対し、米国側が地域の平和と安定の大局に着目し、釣魚島の主権帰属問題において立場を示さないという承諾を履行することを望むと表明した。
また、「釣魚島問題がヒートアップした責任はすべて日本側にある。中国政府の釣魚島の領土主権を守る決意と意志は揺るぎないものだ。中国側は日本による釣魚島を『国有』とする不法なやり方を決して受け入れない」と主張した。
梁光烈国防部長はパネッタ国防長官に、中国側は事態の発展に引き続き注目すると同時に、さらなる措置を講じる権利を有していると伝えた。
梁光烈国防部長の招きに応じて、パネッタ国防長官は17日に北京に到着し、中国訪問を開始した。これはパネッタ国防長官就任後初めての中国訪問であり、中米両軍の今年最も重要なハイレベル交流の一つでもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月19日
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