中国国家海洋局は10日、中国の海洋監視船隊が釣魚島(日本名・尖閣諸島)、黄岩島(スカボロー礁)両海域で権益維持目的の巡視活動を継続していることを明らかにした。9月30日の出航から記者の送稿時点まで、中秋節(旧暦8月15日)と国慶節(建国記念日)の大型連休期間を含み、中国の海洋監視船隊は上記海域で権益維持目的の定例巡視・法執行公務活動を継続している。中国新聞社が伝えた。
日本右翼が釣魚島周辺の中国領海に再び進入するという不法行為を受けて、10月2日から3日にかけて「中国海監50」「中国海監15」「中国海監26」「中国海監27」からなる船隊が釣魚島周辺の中国領海内で権益維持目的の巡航活動を継続し、日本側の妨害船と正面闘争も行った。日本側船舶の封じ込めを前にしても中国の海洋監視船隊は落ち着き払い、計画通り釣魚島海域を巡航し、主権と海洋権益を守る中国の決意を示した。
南中国海の黄岩島海域では「中国海監71」「中国海監76」「中国海監23」が相次いで定例巡視・法執行活動を展開した。中国の海洋監視船隊は現在も釣魚島、黄岩島領海域で権益維持目的の通常の巡視活動を展開している。
「人民網日本語版」 2012年10月11日
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