1988年12月に仕事に就いてから、白艶さんは自らの固い信念と強い意志で、葬儀場での、葬儀と火葬という、平凡でありながら特殊な職場に23年もの間勤務し続け、人生の最も素晴らしい時期を葬祭事業にささげてきた。仕事中、彼女は遺族の当面の急務に対して手を差し伸べ、自分自身を亡くなった方の身内、悲しみにくれる姉妹、助けを必要としている人の気持ちを理解する人とみなしている。20年以上の間に、彼女は３度異動のチャンスを与えられたが、すべて婉曲に断って、現在の平凡な職場で黙々と貢献することにこだわり続けてきた。

2008年６月、白艶さんは葬儀場の副館長に昇進した。しかし、昇進後も彼女はこれまでと変わらず第一線での仕事をこなしている。依然として何事によらず率先して、他人を頼らず自ら行っている。特に、創先争優活動（先進的な共産党末端組織建設と優秀な共産党員になることを目的とする活動）の中で、白艶さんは先頭に立ってリードし、１人の共産党員として先陣の模範的役割を果たし、手本となって、常に身近な１人ひとりに影響を与えてきた。仕事に関する態度が優れていることから、彼女は全国五一労働者表彰メダル、全国労働模範、全国民政系統労働模範など20以上の栄誉を受けている。彼女は全国五一労働者表彰メダルと共に受け取った3000元をすぐに開遠市社会福祉院に全額寄付するなど、社会的弱者や、家庭の事情による学業放棄児童のため6000元以上を寄付してきた。

白艶さんは1994年に全国民政系統労働模範に選ばれ、2004年全国五一労働者表彰メダルを授与された。05年には全国労働模範に選ばれ、09年には全国民政分野優秀技能人材、雲南省道徳模範に選ばれた。11年には雲南省雲嶺先鋒表彰メダルを授与され、雲南省優秀共産党員に選出された。

人民中国インターネット版　2012年