王桂蘭さんは、正二村党支部書記の任務に就いてから18年来、常に集団経済の発展・拡大を重要な位置に置いて、多くの集団的増収ルートを開拓し、37万元の負債を持つ村を豊かにするようリードしてきた。2011年に村の集団的純収入は50万元以上となり錦州市の「百強村」に選出され、1人平均収入は1万2000元以上に達した。
流動党員の管理を強めるため、彼女は外部に出て行く党員の連絡と相互扶助のための部署を設置。前後して山西省、北京市など7つの臨時党グループと10の流動党員センターを設け、村の党員がどこへ行っても、党支部はサポートが受けられるようにした。彼女の仕事ぶりは職責を果たし、堅実・着実に良いことを行い、難しい問題を解決するというものだ。親が出稼ぎのため老人や子供だけで暮らす家のため、学習を助け、田畑の耕作を手助け、お年寄りをサポートするという「三助」ボランティア援助隊を成立させた。在宅の党員を率い、村外に出稼ぎに行っている家庭の留守番の子供に代わって田畑を耕し、家の面倒を見て、老人のために買い物や、公共料金納付などを代わって行うサービスだ。これによって、村外に働きに行っている農民工の後顧の憂いを大幅に取り除いたのだ。
彼女は積極的に人々が豊かになれるよう導いており、全村の党員や人々を動員・組織するなど高効率農業の発展に力を入れている。グリーンで無公害のブドウ園1000ムーを開拓、同様な落花生畑も開拓した。また、「三通、四有、二分離」を標準とした、5箇所の1000頭単位の養豚場と1万羽単位の養鶏場5箇所を設置した。前後して国家や省の専用資金4000万元の受給申請を成功させ、やせた土地を、旱ばつにも水害にも強い、生産性の高い田畑に変えた。
王桂蘭さんは、2010年錦州市人民調停業務先進人物に選出、11年には遼寧省優秀共産党員、12年には錦州市社会主義新農村建設先進幹部に選出された。
【プロフィール】王桂蘭 女性、満州族、遼寧省錦州市北鎮市正安鎮正二村党支部書記、1957年9月生まれ、1975年9月入党、大学専科卒業(日本の短期大学、専門学校、高専などに近い教育機関)。 |
人民中国インターネット版 2012年 |