中国国家発展改革委員会主任、党組書記の張平氏は10日、国内外の記者に対し、中国経済が安定する兆候が明確となっており、今年の経済成長率は7.5%以上を維持できると語った。
張平氏は、「中国のような13億人の人口を持つ大国は、ある程度の経済成長を維持する必要がある。そのため、近年の国内外経済の発展という状況に合わせ、中央政府は『穏中求進(安定の中で進歩を追求する)』という基調を打ち出した。中央政府の取り決めに基づいて、中国は経済の安定した比較的速い発展、経済構造の調整、インフレ予期管理の関係の適切な処理に取り組み、今年は安定的な成長をさらに重要な位置に置いた」と述べた。
また張平氏によると、マクロ経済政策の安定を保ちつつ、中国は予備的調整・微調整を強化し、いくつかの適切な措置を採った。それにより、8月以降、経済成長率の低下傾向を抑えることができた。張平氏は、10月までを見ても安定する兆候がより明確となっており、今年の経済成長率は7.5%以上を維持できると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月10日 |