党代表、「十八大」報告を熱く論議

 

「総書記は『十八大』報告の中で三つの自信について述べていました。それは、道に対する自信、理論に対する自信、制度に対する自信です。貴州の実情と結びつけ、我々も三つの自信を深めねばなりません。まず発展への自信を深め、次に飛躍への自信を強め、最後にゆとりのある暮らしへの自信を深めることです」。我々貴州の幹部は熱意をもって事にあたり、創業への熱意をもち、人々に自信を与えなければなりません。そうすることで初めて発奮して為すところがあり、追いつき追い越そうと努力でき、遅れたものが先を追い越し、同時にゆとりのある暮らしを送ることができるのです」

11月9日午前9時、人民大会堂の貴州ホールで、十八大貴州省代表団が予定通り討論会を行い、省委員会の趙克志書記が会の席上で上記の観点を述べた。

3時間近くに及んだ会議の中で、多くの党代表が十八大報告の内容をめぐって各自の感想や意見を述べた。その中で、貴州省委員会の陳敏爾副書記は、経済発展が比較的遅れている貴州を、「いかにして遅れた省が先に歩んでいる省を追い越すか」について重点を置いて意見を述べた。貴陽市委員会の李軍書記は、エコ文明を造り上げ、グリーン経済を発展させることの重要性を強調した。貴州省劉暁凱副省長は、貴州の教育発展の問題について語った。貴州省黔西南州委員会の陳鳴明書記は、農民の持続可能な収入増加支援の建議を行った。貴陽市碧海社区党委員会の崔向前書記は、都市コミュニティの住民サービス措置を提唱した。2008、2012年オリンピックの男子48キロ級ボクシングチャンピオンの鄒市明は、全国民健康づくり活動と青少年人材育成をさらに進めるための考えを述べた。代表たちは意欲まんまんで、活発に発言が飛び交った。

その日には、北京市、上海市、江蘇省、湖北省、広東省、中央企業、中央国家機関などの代表団も討論会を開催した。代表たちは十八大報告の精神に基づき、各地・各分野の実際の状況を結び付けて、献策や提言を行った。

 

11月9日までに、34の代表団の討論会がメディアに公開されており、国内外の記者は代表たちの討論を傍聴できたばかりか、その場で代表に質問することもできた。十八大代表らの発言や質問への回答は、積極的で、誠実で、着実的であり、こうしたことから十八大がさらに透明度を高め、実効的であると感じさせられたと、多くの記者が語っている。

 

人民中国インターネット版 2012年11月12日

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850