「十八大」 中国の発展方向に世界が注目

 

平和外交 共同発展、覇を唱えない

「中国は平和的発展の道を突き進み、独立した独自の平和外交政策をとる」

「中国はさまざまな形の覇権主義と強権政治に反対し、永遠に覇を唱えず、永遠に対外侵略を行わない」

エジプトのモハメド・アラム前駐中国大使はこうした第18回党大会の言葉をしみじみと深く感じている。「中国は世界秩序の構築においてこれまで平和共存の原則を強調してきた。国力は増強するが、外在的覇権は追及していない」。

シンガポールの李顕竜(リー・シェンロン)首相も秩序の角度から中国の平和的発展について、「中国はこの数十年でうまく世界の経済システムに溶け込み、安定かつ平和な国際環境の中で空前の急成長を遂げた」と解読する。

米国のキッシンジャー元国務長官は中国の未来について、「前進する道が順風満帆であったためしはないため当然困難は存在するが、中国のこれまでの成果から、わたしは中国が前進を続けると信じる」と楽観視する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月14日

 

 

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