英語は全く通じず、携帯電話のGPSだけを頼る。青島タクシー運転手の李嘉偉は自転車に乗り、一人で青島を出発。中国・ロシア国境から出国して、6ヵ月あまり、1.1万数キロメートルの距離を、オリンピック開催地である16カ国を周って、無事に帰国した。
旅行中、李嘉偉は数万枚の写真を撮って、微博(ミニブログ)に実況中継した。彼はバックに、「一人の中国人のオリンピック開催地巡り」と書かれた旗を掲げて出発し、帰国時には、それぞれオリンピック開催地の記念印鑑やサインなどがびっしりと書き込まれていた。【写真:李嘉偉は軽装で走行。自転車には彼のすべての荷物を載せている】
人民中国インターネット版 2013年1月10日
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