村山富市元首相が訪中

 

1月28日、日本の村山富市元首相と、元自民党幹事長である日中友好協会の加藤紘一会長が北京に到着し、4日間の日程で訪問を行った。これは、この半月の間で第3陣となる日本の政界要人、連立政権要人による訪中となる。これに先立って、鳩山由紀夫元首相、山口那津男公明党代表一行が相次いで訪中していた。

1995年8月15日、第二次世界大戦で日本が無条件降伏を受け入れた50周年にあたるこの日、当時の村山富市首相は、いわゆる「村山談話」を発表し、日本が過去に国策上の誤った戦争への道を歩んだことを認め、日本が深く歴史を反省し、教訓を汲み取り、ふたたび過去の過ちを繰り返さないことを表明した。村山元首相はこれによって日本政界の「良識ある政治家」と呼ばれるようになった。

中日友好協会の唐家璇会長は28日午後に、北京の釣魚台国賓や方で村山元首相、加藤会長と会見した。

唐会長は、現在中日関係は重要な局面にあると述べた。双方は中日間の4つの政治文書の原則に従い、歴史を鑑として未来に向かう精神に基づき、機会を捉え、試練を適切に解消し、両国関係の改善と発展を促すべきだ。両国の民間友好の力がより使命を担い、伝統を発揚し、両国関係発展の先頭に立ち、中日友好事業のために引き続き努力することを希望すると述べた。

村山元首相は、両国の関係は長い歴史の歳月の中で積み重ねられ続けてきたもので、いかなる力によっても壊すことはできない。双方は4つの政治文書の原則に基づいて各分野の交流を拡大し、戦略的互恵関係の継続的で踏み込んだ発展を促すべきだと話した。

加藤会長は、両国は政治的相互信頼を強化し、両国関係の基礎を強固にし、継続的発展を真剣に考え促すべきだと指摘した。

 

 

人民中国インターネット版

 

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