62日間の苦難の航海を経て、北京時間1月22日午前9時ごろ、ヨットによる単独無寄港世界一周航海に挑戦している、中国ヨット界の第一人者・郭川船長の40フィート・ヨット「青島号」が、南アメリカ最南端のホーン岬を通過した。同船長は、ヨットによる単独無寄港世界一周航海という偉業を中国人として初めて達成すべく航海を続けている。
ホーン岬は航海の重要な目標であり地理的に危険な場所でもある。この海域は風が強く波が高く、常に巨大な氷の塊が漂流しており、船乗りたちに「海の墓場」としておそられられている。
ホーン岬の通過は、世界一周航海が半分を経過したことを意味し、これからは帰途に着くことになる。順調なら、今年3月末には21600海里の航海を成し遂げて青島に帰港、再度中国航海史に名を刻むことになる。(孫飛)
【写真説明】ホーン岬を通過する郭川船長
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