「ビル・ゲイツ氏と対話 貧困層への投資」と題するトークイベントが6日、海南省博鰲(ボアオ)で開催されたボアオ・アジアフォーラムの一環として開催された。マイクロソフト社の創始者で現在はビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同議長を務めるビル・ゲイツ氏が、各界からの出席者と話し合い、交流を深めた。新華網が伝えた。
ゲイツ氏はスピーチの中で、「中国の飛躍的な科学技術の発展は、世界の最も貧しい人々がより健康的でより実りある生活を送ることを助けられるものだ」と述べた。
ゲイツ氏によると、中国で「先端の科学技術によって重大な問題を解決できると信じる人」に数多く出会い、中国の傑出した科学者がこれから世界の発展に偉大な貢献をするであろうことを確信したという。
こうしたことがあったため、同財団は中国の科学技術部と戦略的協力パートナー関係を結び、現在は創造的で経済的に合理的なソリューションの共同研究開発を進めている。狙いは世界で最も貧しい人々にサービスを提供することだ。また同財団は中国の多くのイノベーション企業と協力関係を結び、イノベーションを通じて疾患や飢餓といった世界的な問題の解決をはかろうとしている。
「人民網日本語版」2013年4月7日
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