「全中国がぱっと飛び出てきた」
これは、蘆山地震後に、1つの国が災害に向き合った姿勢である。政府は効果的な措置をとり、メディアはすぐさま充分な報道を行い、さらに無数の普通の人々が自分なりの方法で、心と手がつながった運命共同体を造り上げた。すでに数億人もの人々の生活に浸透しているインターネットも、疑いなくこうしたプラス・エネルギーを集めるための重要なプラットホームとなっている。
中国国際救援隊の地震に関する1本のマイクロブログ(中国版ツイッター)の記事が、46万回以上も転送された。微信(ウィーチャット)の「地震救助」公開アドレスが1日もしないうちに10万人近い注目を集め、15万本のメールが発送された。捜索エンジン、ポータルサイトが手を携えて行動し、肉親探しのプラットホームをつくりあげた。これは四川や雅安に行かずとも、このプラットホームで空間的距離をゼロにまで縮めることができ、誰もが関心を示し、提案することができる。このような「マイクロ時代」に、われわれの心は1つとなり、「誰もが雅安人」となるのである。
救援はまだ終っていない。さらに言えば最も難しい再建の段階はまだ始まっていない。この「マイクロ時代」の人間の大いなる愛を見届けたいと思う。この愛が、寄付の監督の中で、震災の心理的後遺症の緩和の中で、再建に参加する中で、中国が前に進み続けるプラス・エネルギーとなることを願っている。
人民中国インターネット版
|