救助隊に粥をふるまう被災者

丘艷さんの家は地震でひどい被害を受け、両親はトラックの上で寝るのを余儀なくされた。それでも丘艷さんは、救援隊の人々が毎日インスタントラーメンしか食べておらず、お湯を飲むことすらできないのを見て、村民たちと共に、家の中で残っている食糧や干し肉、野菜を使い、熱々の肉粥を作り、救援隊の人々に届けた。この熱々の粥をなるべく早く味わってもらおうと、丘艷さんらは毎回、危険な山の道を通った。丘艷さんは自分の家も被害にあったとはいえ、災害救助の力になりたいと思っていると語った。

 

人民中国インターネット版

 

 

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