医療用テントの中で、呂才文さんはベッドに横たわり、恋人の肖琴さんが傍らに付き添っていた。20日午前の地震発生時、まだ眠っていた2人は、大きな揺れで目を覚ました。ただ事ではないと感じた呂さんは、「崩れる！」と大声で叫び、肖さんを腕の中に抱き寄せた。瞬く間に家屋は倒壊し、2人はがれきの中から脱出した。呂さんは身体のあちこちに怪我をしたが、肖さんは無傷だった。

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