李克強総理はスイスのマウラー大統領の招待で同国を公式訪問するため、23日夜に特別機でチューリヒ空港に到着した。新華網が伝えた。
李総理は空港で書面による談話を発表し、中国国民からスイス国民への親しみを込めた挨拶と祝福の意を伝えた。李総理は「スイスは新中国と最も早く国交を樹立した西側国家の1つであり、欧州における中国の重要な経済、技術、金融協力パートナーでもある。私が総理就任後初の欧州の訪問国にスイスを選んだのは、ハイレベル交流を強化し、新たな突破口が開かれるよう互恵協力を推し進め、両国民間の理解と友情を深め、両国の友好関係の長期的で健全な安定した発展を促すことを望んでのことだ」と指摘した。
また「滞在中にスイスの指導者および社会各界の友人と幅広く接触し、共通関心事について踏み込んで交流し、両国関係の一層の発展について意見を聞くことに期待している。今回の訪問によって両国関係の発展はさらに新たな段階へと押し上げられると信じている」と表明した。
李総理はマウラー大統領との会談、経済・金融界対象の講演、地元市民との交流などを予定している。双方は経済貿易、金融、人的資源、教育分野の協力文書にも調印する。
「人民網日本語版」2013年5月24日
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