フォーチュン・グローバル・フォーラムはこれまで、経済的な活力に溢れ、絶えずイノベーションを続ける都市を開催地として選択してきた。同フォーラムは世界経済のリーダーが思想を交わす盛典であり、新たな発想とビジネスインスピレーションを刺激する場所だ。これまでに開催されたフォーチュン・グローバル・フォーラムを振り返ると、開催地の政府重鎮が先陣を切り、政界・学界・ビジネス界などの名流を看板とし、国際重大問題を中核とし、超豪華な陣容を形成している。新華網が伝えた。

◆過去の開催地と議題の一覧

第1回1995年シンガポール年次総会のテーマは「ビジネス界の大同」、具体的な議題は「未来の市場」、「21世紀の資本市場」など。

第2回1996年スペイン・バルセロナ年次総会のテーマは「世界競争の新秩序」、具体的な議題は「世界の成長と企業の新定義」、「欧州通貨システム概況」など。

第3回1997年タイ・バンコク年次総会のテーマは「奇跡の維持」、議題は「世界の成長持続の維持」、「グローバルネットワークの構築」など。

第4回1998年ハンガリー・ブタペスト年次総会のテーマは「世界新経済で富を創造する」、議題は「世界資本市場のリスク・リターン」、「新たなグローバルリーダーシップ技術」など。

第5回1999年中国・上海年次総会のテーマは「中国の未来の50年」、具体的な議題は「持続可能な発展の前向きな挑戦」、「新中国の計画の制定」など。

第6回2000年フランス・パリ年次総会のテーマは「エレクトロニクス・欧州」。同年次総会は、「ネット経済」に焦点を絞った。

第7回2001年中国・香港年次総会のテーマは「アジアの新たな姿」、具体的なテーマは「今後10年のアジアが世界経済にもたらす影響」など。

第8回2002年米国・ワシントン年次総会のテーマは「リーダーの力：新局面の掌握」、具体的な議題は、「新たな経済発展のエンジンの模索」、「株主間の信頼再構築」、「反テロ戦争の処理がもたらした危機」など。

第9回2005年中国・北京年次総会のテーマは「中国と新たなアジアの世紀」、具体的な議題は「新たな中国を迎えて（文化の変遷、挑戦とチャンス）」、「新たなアジア世紀・インド（もう一つの台頭中の発電所）」、「アジア自動車産業（広々とした道路となるか？）」など。

第10回2007年インド・ニューデリー年次総会のテーマは「世界経済の把握」、具体的な議題は「インド企業の世界進出、フォーチュン500社入り」、「革新・分裂の影響力」など。

第11回2010年南アフリカ・ケープタウン年次総会のテーマは「新たなグローバルチャンス」、具体的な議題は「リスタート後の新成長戦略・新ビジネスモデル」、「中国の新エネルギー」など。