習近平国家主席は5日、メキシコシティで開かれた中国・メキシコ実業家会議にペニャ大統領と共に出席し、式辞を述べた。
習主席は、戦略的観点から両国の経済・貿易協力水準をさらに引き上げるべく協力するよう両国の実業家に求めた。
また「中国とメキシコは共に重要な発展の時期にある。資源、技術、資金、市場面の相互補完性は明らかであり、両国関係はすでに包括的・戦略的パートナーシップに引き上げられた。両国の経済貿易協力は天の時、地の利、人の和を備えており、大きな発展の将来性がある。双方は揺らぐことなく相手国を協力パートナーと見なし、常に相手国の発展を自らの発展にとっての重要なチャンスと見なし、両国の経済貿易協力の健全な発展を戦略的観点から見つめ、促すべきだ」と指摘した。
さらに「両国は伝統的分野の協力の潜在力を深く掘り起こしたうえで、発想と方法の革新を図り、エネルギー、鉱業、インフラ整備、ハイテク分野で新たな投資の成長源を育成するべきだ。双方は相互尊重、互恵・ウィンウィンの原則に基づいて貿易構造を最適化し、友好的協議を通じて溝を解決し、積極的な方法で相互貿易のバランスのとれた発展を図るべきだ。両国政府は企業の協力プラットフォーム、良好な投資・経営環境を積極的に築くべきだ。両国企業界は積極的に行動を起こし、理解を深め、戦略的協力を強化し、両国の経済貿易協力を新たな水準に引き上げるべきだ」と強調。 習主席は最後に、「両国各界が手を携えて発展とウィンウィンを図り、中国・メキシコ関係により素晴らしい未来を切り開くよう望む」と述べた。
「人民網日本語版」2013年6月7日
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