『人民中国』創刊60周年記念活動が北京で開催

 

6月27日午前、『人民中国』日本語版創刊60周年懇談会が北京で行われた。

中国外文局の周明偉局長、文化部の劉徳有元副部長、中央宣伝部出版局の劉建生副局長、中央対外宣伝事務局三局の張雁彬局長、北京市委員会対外宣伝事務局の王恵主任、中日友好協会の王秀雲副会長、中国社会科学院日本研究所の高洪党委員書記、中国中日関係史学会の徐啓新副会長、人民中国雑誌社の管理部門である中国外文局の指導者ら、メディア関係者など、約200人が今回の懇談会に出席した。

周局長は「『人民中国』は60年の実践において、対日報道事業や対外文化交流に非常に大きな貢献を果たしてきました。中国の急速な発展にともない、対外報道事業はさらにさまざまな変革と挑戦に直面しており、我々はどのような役割を担っていくか、どのように機会を捉えるのかをしっかりと考えなければなりません」と話した。

記念イベントであいさつする中国外文局の周明偉局長

中国外文局の郭曉勇副局長が会議で、中日友好協会会長、中日友好21世紀委員会中国側首席委員の唐家璇氏と国務院新聞弁公室の蔡名照主任が送った祝いの言葉を読み上げた。

唐家璇氏は「中日両国は互いに重要な隣人であり、また世界第2、第3の経済体でもあります。中日の戦略的互恵関係を発展させることは、両国と両国民の根本的な利益にかなうもので、アジア地域と世界の平和・安定・発展を守ることにも重要な意義があります。「国の交わりは両国民の親しさにあり」と言います。『人民中国』は創刊して60年もの間、「中国の国情を説明し、国民の友好を増進させる」という主旨を受け継ぎ、多くの日本の友人に向けて、絢爛多彩で、真実で親しみやすい「中国の窓」を開き、中国が民族復興に向かう過程や中日関係の曲折・変化を記録し証明して、両国民の相互理解と友誼を促進し、民間の友好交流と協力を推進するために、積極的で独特な役割を果たしてきました。 

現在、中日関係はまさに重要な瀬戸際に立たされています。『人民中国』が中日友好という大局に立って、自身の特色ある長所をさらに伸ばし、窓口・懸け橋としての役割を際立たせ、情報の交流を行い、心を通い合わせ、友好を伝え、絶えず中日両国の人々の友誼と相互理解を深め、国民感情を増進させ、両国関係の改善・発展の推進に新たな貢献をすることを希望しています」と述べた。

陳社長は『人民中国』日本語版の60年にわたる発展の歴史や創刊の過程などを紹介し、「この60年間で培ってきた成績を新しいスタートとして、さらなる勇気を持って、積極的な姿勢でさまざまな問題の解決に努めたい」と話した。 (写真=馮進)

文化部の元副部長、中華日本学会名誉会長の劉徳有氏

あいさつする『人民中国』雑誌社の陳文戈社長

 

 

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