イチジクは日本ではそれほど日常的なフルーツではないが、アルトゥシュのものは非常に甘い高級品種で人気があるという。ただし、日持ちがしないためこれまでは地元での消費が中心だった。しかし、現在の新疆では道路や空港の整備が進んでおり、2015年にはウルムチと北京を結ぶ高速鉄道も完成するという。今後はより多くの人が、新疆フルーツの本当の美味しさを楽しめるようになるだろう。また、地元にフルーツの加工工場もできていた。これまでは余剰品は家畜の飼料などにされてきたが、工場ができ瓶詰めやジャム、フルーツティーなどに加工して販売できるようになったという。 |