青島の映像文化史をテーマにした初のドキュメンタリー『影視之城』(映画・テレビの町の意味)が間もなく放送される予定だ。青島出身のスターや芸能人が案内役を務める形式を採用、唐国強(『建国大業』などの毛沢東役で知られる大物俳優)、黄渤(今をときめく人気コメディ俳優で『人再囧途之泰囧』などに出演)、林永健(馮小剛の『一九四二』でも重要な役を演じるなど人気の演技派俳優)らが登場予定だ。
“影視之城”青島では『風雲児女』(1935年、現在の国歌「義勇軍行進曲」はこの作品の主題歌だった)など数々の名作が撮影されてきた。
このドキュメンタリーは中国共産党青島市委員会宣伝部と同市ラジオ・テレビ局が共同制作するもので、1年以上にわたって80名余りの映像関係者や専門家を取材しており、多数の資料を用いて青島の映像文化史を振り返っている。さらに、青島出身の映画スターを案内役に配したことで、歴史と現実、都市と映像作品、物語と人物といった要素が加わり、見どころたっぷりの内容になっている。(王娉)