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刺繍版『清明上河図』は12人がかりやっと全図を広げることができる大きさ |
7000元の費用と3年の時間を費やし、青島平度の母と娘が49色の糸を使った刺繍版『清明上河図』を刺し上げた。これは、宋代の傑作絵巻『清明上河図』を長さ22メートルの刺繍で再現したもので、オークション業者はすでに開始価格200万元を設定している。母親の張京華さんによれば、娘と一緒にこの膨大なプロセスに挑んだのは、娘に辛抱強さと注意深さを身に着けてもらうためだったいう。
この長さ22メートル、幅75センチの『清明上河図』は、白地に見える部分でも実は3から4色が使われている精巧なもの。専門家によれば「作品は縫い目がきめ細かく、糸の張り具合も良く、現在ではこうした根気と丹念さを持つ人は本当に少ない」とたたえている。
人民中国インターネット版 2013年8月8日
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