雲南省・普洱市 「四位一体」から「五位一体」に |
経済建設、政治建設、文化建設、社会建設、エコ文明建設という小康社会の全面的な実現に目を向け、社会主義の現代化と中華民族の偉大な復興を実現させるために、十八大報告は中国の特色ある社会主義事業を推進する「五位一体」の全体配置を作りだした。 十八大代表である雲南省プーアル(普洱)市の沈培平党委員会書記は、十八大報告の「五位一体」の全体配置の部分にアンダーラインを引いた。「報告はエコ文明を中国の特色ある社会主義事業の全体配置に取り入れており、われわれの前進する道をさらに明確化し、科学的発展、グリーン発展に対する自信を固めさせてくれました」と語った。 プーアル市は、中国西南部にある雲南省の辺境に位置する。沈培平書記によると、現地の発展は三つの段階を経てきた。 新中国成立後しばらくは、ここの資源は完全に保護され、いかなる開発活動も行われず、生態と資源の「受動的な保護時代」であった。 のちに、1958年の「大躍進」、1980年代初期の農地経営の農家請負、90年代の製材工場の発展、今世紀初頭の低効率林の改造という4回の大規模な伐採を経ており、プーアル市は資源を消耗することによって発展を促進する「高消耗低産出時代」を送ってきた。しかし、プーアル市民は依然として豊かになっていない。 ここ数年、プーアル市は「エコ建設の産業化、産業建設のエコ化」という道を模索しており、自然環境保護に力を入れ、バイオや健康食品、文化観光産業を大いに発展させ、都市部と農村部住民の所得を急速に向上させ、「科学的発展、グリーン発展の時代」を切り開いている。
人民中国インターネット版 2013年9月
|
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。 本社:中国北京西城区百万荘大街24号 TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850 |