舟山群島新区は浙江省舟山群島に位置し、中国初の群島で構成される地級市で、2の区と2の県を管轄する。
2011年6月30日、国務院が正式に浙江省舟山群島新区の設立を承認し、舟山群島新区は上海市の浦東新区、天津市の浜海新区、重慶市の両江新区に続き、4番目の国家レベルの新区となり、また、国内初の海洋経済をテーマとした国家レベルの新区だ。
「港湾、風景、漁業」は舟山群島新区の最も海洋の特色を持つ資源である。舟山市は優秀観光都市に数えられ、中国仏教の名山である「海天仏国」普陀山や「南方の北戴河」と呼ばれる嵊泗列島という2つの国家レベルの景勝地がある。また、舟山は古くから「東海の魚庫」とか「祖国の漁都」という美称で呼ばれ、魚やエビ、貝、海藻類など500品種以上の水産品を豊富に産出し、全市の漁業の年間総生産量は約120万㌧である。舟山漁場も中国漁業資源の基礎が最も整っている漁場だ。 |