中国の海洋管理史

 

1964年 中国海軍が肩代わりする形で中国国家海洋局が設立された。その後、国務院(内閣)に所属し、中国の海洋関連業務を統括・計画・管理する政府機関となった。

1982年 海上公安パトロール隊が組織され、1988年に海警と改名され、公安部(部は日本の省に相当)国境警備管理局の管理下に置かれた。

1988年 海洋漁業を主管する農業部漁業局が設立された。

1998年 中国国家海洋局の海上法執行機関として「中国海監総隊」が設立され、中国は海上における自らの総合的な法執行機関を持った。

同年 従来の国家港務監督局と船舶検査局を統合し、交通部海事局が設立され、主に商船と航路管理を担当した。

同年 第9期全国人民代表大会(全人代=日本の国会に相当)第1回会議で『国務院の機構改革に関する決定』が可決され、国家海洋局は国土資源部の管理下に移された。

1999年 税関総署密輸取締局が設立された。

2013年 国務院は組織再編によって、新たに中国国家海洋局を設置し、同時に、中国海警局の名義で、公安部の業務指導を受けながら、海上権益維持の法執行を開始した。

 

 

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