2017年までに、北京市内の石炭火力発電所を閉鎖

 

北京市発展改革委員会は従来の計画を3年繰り上げ、2017年までに北京市内にあるすべての石炭火力発電所を閉鎖する考えであることを明かにした。

データによると、大気汚染の第二の発生源とされるのは石炭燃焼で、全体の16.7%を占め、大気の質を改善するためには石炭燃焼の削減が最も重要となっている。

北京市の青空計画によれば、2017年に北京市の石炭燃焼量を2012年に比べ1300万トン削減することを目標にした。この目標を実現するために北京市発展改革委員会は、石炭火力発電所の閉鎖、ガス火力発電センターの設置、暖房供給のための石炭ボイラー装置の大幅な改造、工業用の石炭消費の大幅削減、北京市内の2つの区で無石炭化の実現などの措置をとり、合わせて1440万トンの石炭燃焼量を削減する見込みだ。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2013年9月11日

 

 

 

 
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