エコ文明を構築するためには、系統的で整備されたエコ文明制度体系を構築し、制度的に生態環境を保護しなければならない。自然資源・資産の財産権制度と用途統制制度を健全化し、生態保護のレッドラインを策定し、資源の有償使用制度と生態補償制度を実行し、生態環境保護管理体制を改革しなければならない。(三中全会コミュニケから)
国務院発展研究センター資源・環境政策研究所 李佐軍副所長
「制度的な生態環境保護は、われわれがエコ文明を建設する上で間違いなく最も重要なかぎを握っている。なぜならば、人間の行為が制度による指導と制約を受けることになり、われわれすべての主体、つまり企業でも、個人でも、政府でも、省エネ、排気ガス削減に有利で、エコ文明建設にも有利な行為をさせるためには、制度設定を通じてさせなければいけない。こうしてこそ、積極性を発揮させることができる。逆に、こうした主体に、相反する行為をさせようとするならば、また別の制度で指導しなければならず、だから、制度設定とは、最も重要なのは、人間の行為にガイドラインを提供することだ」
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