開放によって改革を促す

 

経済のグローバル化という新たな情勢に応じて、対内、対外開放を相互に推進し、「引進来(国外から資本や技術の導入)」と「走出去(中国企業の海外進出)」をさらに好ましい形で結合し、国際的、国内的な諸要素の秩序ある自由な流動、資源の有効配置、市場との融合深化を促進し、国際的な経済協力競争への参入、指導面での新たな優位性を育み、開放によって改革を促さなければならない。外国投資の参入を緩和するためには、自由貿易区の建設を急ぎ、内陸部と国境地帯の開放を拡大しなければならない。(三中全会コミュニケから)

中国国際経済交流センター諮問研究部 王軍副部長

「上海自由貿易試験区は制度刷新の核心であり、過去30年余りの対外開放のバージョンアップであり、国内に国際貿易投資の趨勢と合致するルール体系を構築する上で利点がある。同時にネガティブリストなどの措置は政府の管理思想の大きな変化であり、政府と市場の境界線を明確化し、企業活力を引き出す上で大きな支援策になろう」

 

人民中国インターネット版

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850