上海で「『中国の夢』国際シンポ」
 
編集・写真=張雪

国務院新聞弁公室の主催、中国外文発行事業局、上海社会科学院の運営による「中国の夢」国際シンポジウムが12月7日に上海で行われた。国務院新聞弁公室の蔡名照主任、上海市の楊雄市長が開幕式に出席し、それぞれ基調講演を行い、式辞を述べた。

中国社会科学院の王偉光院長、米ブルッキングス研究所シニアフェロー、清華大学国際情勢研究院の胡鞍鋼院長、クーン基金会のロバート・ローレンス・クーン主席、ロンドン経済学院アジア研究所客員研究員のマーティン・ジャック教授、インドネシア戦略国際研究所のユスフ・ワナンディー副主任、上海社会科学院の潘世偉共産党委員会書記もそれぞれスピーチを行った。

蔡主任は基調講演の中で、次のように語った。

「中国の夢」は中国で議論が沸騰している話題というだけでなく、世界中から注目を浴びている。「中国の夢」の実現は中国の面目を一新し、世界により大きな貢献を果たすに違いない。習近平国家主席が「中国の夢」の実現を打ち出したことによって、中華民族の新世紀における「中国の夢」実現のプロジェクトはスタートした。「中国の夢」が強い共鳴を呼んだのは、全中国国民の素晴らしいあこがれの反映しているからである。だからこそ国民の素晴らしい生活への希望、民族復興に対する渇望はこれまでにない高まりをみせているのである。「中国の夢」が強い共鳴を呼んだのは、「夢」の実現に対する国民の揺るぎない自信に由来し、これはわれわれが中国の特色ある社会主義の道という夢へ導く正しい道を見い出したからである。「中国の夢」が強い共鳴を呼んだのは、新指導グループに対する国民の支持と信頼に由来し、新指導グループが推進しているガバナンス・システムとガバナビリティーの現代化に向けたの努力によって、中国には大きな変化が起きており、「中国の夢」の実現に対する中国国民の自信がさらに強まった。

蔡主任はまた次のように強調した。

国民の民族復興に対する期待、素晴らしい生活に対する希望、実り多い人生に対する渇望によって、「中国の夢」が大きな結集力と影響力を生み、実生活で巨大なのプラスエネルギーを発散している。「中国の夢」は人々の民族の自尊心と誇りを呼び覚まし、よりよい生活を送るためにたゆまぬ奮闘することを激励している。「中国の夢」は改革の深化を推進する巨大なパワーとなり、改革の全面的深化に関する一連の措置も「中国の夢」の実現を保障している。「中国の夢」は中国共産党の党員たちに自分が背負った歴史的責任をさらに明確に認識させ、党の前途の運命を各民族国民の根本的利益、中華民族の偉大な復興という歴史的な過程を固く結びつけた。

楊市長は、「『中国の夢』は国家の富強、民族の復興、国民の幸福の夢であり、中国の発展を導く強いプラスエネルギーでもある。上海は『中国の夢』の積極的な実践者として、『中国の夢』の実現のためにより多くの有益な先行的な模索に努力している」と語った。

このシンポジウムには、中国、日本、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、インドなど20カ国以上から百人近い専門家、学者が参加し、「中国の夢 世界対話」というテーマをめぐって活発な議論を展開した。

 

人民中国インターネット版 2013年12月8日

 

 

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