李侃如(リー・カンルー)米ブルッキングス研究所シニア研究員
「今回、私は確かに制度上の変化を見た。中国の腐敗防止の決心はとても強い」。李侃如氏はシンポで記者の質問にこう答えた。
同氏は、最近、中国が腐敗防止に大きな力を入れたことに注目し、責任追究制度や共産党内部の「同級監督制度(中国共産党内各級の紀律検査部門が同級の党組織や指導者の行動を監督する制度)」の変化と改善は高層指導部の決意を示していると述べた。
また、同氏は、農村部と都市部の格差是正や私的所有権への保護の拡大など、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(3中全会)にはすでに一連の措置を打ち出したが、各分野においてもっと具体的な措置を打ち出すべきだと、考えている。
中国経済に対し、「指導グループはすでに完全に経済発展のモデルチェンジの重要性を認識した。態度も非常に実務的である。中国人であれ、米国人であれ、みな改革の成功を祈っている。もちろん、これは相当長い道を歩まなければならない」と語った。
人民中国インターネット版 2013年12月8日
|