ロシアン・ニュースは15日、「中国は月を征服した」と、国際世論の声を代表する記事を掲載した。
中国の嫦娥をこのように称賛できるのは、中国がこれによって「米ロと肩を並べる宇宙強国」になっただけでなく、1976年8月24日以降37年間にわたって世界のどの国もこのような快挙を遂げていないためである。人類が停滞し前に進めていない月探査は、意気込みに溢れる中国によって新たな活力が注がれた。
イギリスのガーディアン紙は、「これは科学の勝利」と論評。同日夜、「嫦娥3号」の着陸機と探査車(玉兎号)は互いの撮影に成功した。中国の月探査プロジェクトの馬興瑞総指揮は、嫦娥3号の任務は円満に成功したと発表した。
「玉兎号」の後ろに写った移動する際に月面に残した2本の跡は、「中国が航空宇宙大国への道で踏み出したしっかりした足跡」と称賛された。中国台頭の過程で起こった複雑な論争と同様に、中国の月探査計画を「軍事台頭の光を放つ」と見る外国メディアもある。日本の「東京新聞」は、「世界は中国が宇宙開発技術を軍事に向けることを懸念している」と大げさに論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月16日
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