中国政府が2014年の経済政策方針を討議する中央経済活動会議が10日北京で開幕しました。会議は国内外の経済情勢を分析し、2013年の経済活動をまとめた上で、2014年の経済活動の基本方針と主要任務を配置します。
2014年は中国共産党の第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)で打ち出した措置を実施し、改革の全面的深化を推進する年であり、いくらかゆとりのある社会の構築にとっては決定的段階となる重要な一年であることから、経済活動を順調に進めることは非常に重要な意義があるとみられています。
12月3日に開かれた中国共産党中央政治局会議は、「2014年には引き続き安定を保ちつつ進展を求めるという活動ペースを保ち、改革を経済と社会を発展させる各分野と各セクションに浸透させ、改革でイノベーションを促し、調整の仕方を改善し、経済発展方式の転換を促す内的原動力を強化し、経済構造の調整と最適化を加速させる。これと同時に、基本的な公共サービスシステムの整備を強め、改革発展の成果を国民に享受させ、経済の持続的かつ健全な発展や社会の調和と安定を促すと共に、政策の連続性と安定性を保ち、重点分野の改革を積極的に推進すべきだ」と指摘しました。
中国国際放送局日本語部 2013年12月12日
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