中国国防省の耿雁生報道官は26日、中国国防省の記者会見で、「日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝は、歴史の正義と人類の英知に対する挑戦だ。中国は、日本の軍事拡張のすべての行動を警戒する」と述べました。

　耿報道官は、また「中国は、日本の指導者が中国とそのほかのアジア戦争被害国の国民の感情を乱暴に踏みにじることや公然と歴史の正義と人類の英知へ挑戦することに対して、強い憤りを示す。中国は、日本側に強く抗議し、また厳しく非難する。日本側は、これがもたらすすべての結果を負わなければならない」と指摘しました。

　最近、日本の内閣会議で、「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」を含む3つの文書が可決されました。そのほか、日本の防衛予算は2年連続増えています。日本の一連の軍備増強について、耿報道官は、「歴史が原因で、日本の軍事安全政策の調整と軍備拡張に関するすべての行動は、アジアの隣国と国際社会に注目、警戒されている。中国の軍隊は、国家安全を脅かす可能性のあるすべての動向に高度な警戒心をもち、断固として、国家主権を守る」と語りました。

中国国際放送局日本語部より　２０１３年１２月２７日